UAZ-2206 予備検査準備中

先週に引き続きUAZ-2206の予備検査を受けるべく準備中です。

前回の予備検査は万全を期して挑んだつもりでしたが、朝陸運局に向けて出発して帰って来たのは17時頃と予想以上に苦戦。今回は問題点が分かっているので、事前にその対策を行っています。各ポイントの増し締め等も実施しています。

フロントグリルを外しているのは、新車であってもちょっと手を加えてあげないといけないポイントがあるからです。
UAZ 2206

快適装備や安全装備が至れり尽くせりの車両とは異なるUAZは、大半の人から「素人が手を出してはいけない玄人向けの車」と思われているようです。60年近く大きなデザイン変更無しで生産され続けているので、そう思って当然ですね。確かにUAZ社の経営状況が悪化して品質が良いとは言えない時代も有りましたが、セベルスタリ自動車(現ソラーズ)の傘下に入ってからの品質も良くなりました。

УАЗ Буханка

構造もシンプルなので、ECUで徹底的に制御された車両と違い、よほどのことをやらかさない限りは修理見積りを見て目玉が飛び出る事もありません。メンテナンス性も良いので器用な方ならある程度DIYも可能です。

UAZ ブハンカ
壊れてもなんとでもなるシンプルな構造

 

細かいトラブルはもちろんあります。新車で届いた時から少しお漏らし(ウォッシャー液)していたり、ドアのチリが合っていなかったりしますが、そんなこと気にしたら駄目です、この車の個性ですから。逆にミリ単位であっちがズレてる、こっちがズレてると神経質になることがバカバカしくなります。ちゃんと走りますから。

UAZ-2206 UAZ-2206

外出する時、できるだけUAZ-2206を出動させるようにしていますが、乗れば乗るほど慣れてきて普通に運転できるし、愛着も湧いてきます。2018年の1月に店頭に到着しているので1年以上経過していますが今の所トラブルはありません。

UAZ-2206には最近の新車には無い楽しさがあります。UAZ-2206はライフスタイルをも変えてくれる程強烈な存在になるでしょう。もし購入する環境が整っていて一歩踏み出せない状況なら、前に進んでしまっても良いと思います。